エクセルの画面構成
まずはエクセルの画面構成をさらっと見ていきましょう。いきなりすべて覚える必要はありません。
エクセルを触っているうちに自然と覚えていきます。

①タイトルバー
ブック名(Book1)とアプリケーション名(Microsoft Excel)が表示されます。
②クイックアクセスツールバー
よく使うコマンドを登録できます。初期の設定だと、『上書き保存』、『元に戻す』、『やり直し』の3つが登録されています。よく使うコマンドを登録してオリジナルのクイックアクセスツールバーを作りましょう。おすすめはクイック印刷や印刷プレビューです。
③リボン
コマンドを実行するときに使います。関連する機能ごとに「タブ」に分類されています。
タブとはリボン上段部にある「ホーム」や「挿入」、「ページレイアウト」などのメニューのことです。
④ウィンドウの操作ボタン
エクセルのウィンドウを画面いっぱいに表示したり、サイズ変更や最小化したりします。エクセルを終了するときにも、ウィンドウの操作ボタンの 『×』(閉じる)を押して終了します。リボンを非表示にすることもできます。
⑤名前ボックス
アクティブセルの位置などが表示されます。
⑥数式バー
アクティブセルの内容などが表示されます。
数式バーに直接入力することでアクティブセルに書き込むこともできます。
⑦シート見出し(シート名)
シートを識別するための見出しです。
なるべく分かりやすく簡潔なシート見出しにしましょう。
⑧ステータスバー
現在の作業状況や処理手順が表示されます。
また、範囲選択したときのデータの数や数値の合計、平均などを表示することもできるので覚えておくと便利です。
⑨スクロールバー
シートの表示領域を移動するときに使います。
確認したいセルが画面内にない場合に、スクロールバーで表示領域を移動します。
マウスにホイールがついている場合は、ホイールを回すことでスクロールバーを使わずに表示領域を上下にスクロールすることができます。
⑩表示選択ショートカット
表示モードを切り替えるときに使います。
⑪ズーム
シートの表示倍率を変更するときに使います。
自分の見やすい表示倍率にすることによって疲れ具合や作業スピードも違ってきます。
マウスにホイールがついている場合は、「Ctrl」キーを押しながら、ホイールを回すことで拡大、縮小を行うことができます。
覚えてしまえばこちらのほうがスムーズに倍率変更できます。
エクセルのメニューはかなりたくさんあるので、すべてを覚えるのは過酷です。
とりあえずは上記の名前と使用方法を理解していればエクセルを使う上で不便はしないでしょう。
コメント