【Excel】条件に一致するセルの合計(SUMIF関数)

Excelの基礎

データ集計を行う上で合計を求めることは多いと思います。

中でも、「条件に一致するセルだけを合計したい」ってことも多いですよね。

そんなときに使えるSUMIF関数について解説します。

SUMIF関数とは、その名の通り、合計を求める「SUM関数」と条件により処理を分ける「IF関数」を合わせたような関数です。

書式は次の通りです。

=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)

指定した「範囲」の中で「検索条件」に一致するデータを探し、それに対応した「合計範囲」の数値を合計する関数です。

例えば次のような表で、AクラスとBクラスの合計得点をそれぞれ求めたい場合

「F3」セルに「=sum(C3,C5:C6,C8)」や「=C3+C5+C6+C8)」と入れても間違いではないですが、不格好ですし、後々にデータ修正する場合にミスの原因になりかねません。

こういうときにSUMIF関数が便利です。

「F3」セルには「=sumif($B$3:$B$8,E3,$C$3:$C$8)」と入力します。

「範囲」と「合計範囲」は絶対参照、「検索条件」は相対参照としておけば、コピーして「F4」セルに貼り付ければ、Bクラスについても合計できます。

絶対参照と相対参照を上手に組み合わせることで、コピペが非常に楽になります。

複数条件に一致するセルの合計を求める場合(SUMIFS関数)

条件が複数の場合でも、合計を求めることができます。その場合は、「SUMIF関数」ではなく、「SUMIFS関数」となり、複数形の「S」がつきます。

書式も少し変わり次の通りとなります。

=SUMIFS(合計範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2,...)

条件がいくつになってもわかりやすいよう、「合計範囲」を先頭で指定します。

考え方自体は、「SUMIF関数」と同じなので、「SUMIF関数」さえしっかり覚えておけば、問題ないでしょう。

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